ホイストを配置する
天井吊り点、構造材、トラスなどの吊り元の位置を、そこから吊り下げるリギングにホイストで連結します。ホイストツールを使用してホイストシンボルを選択し、図面に配置します。ホイストは、構造材およびリギングオブジェクト(トラスなど)にスナップできます。ホイストは、天井吊り点にスナップすることもできます。この場合、その点の真下にあるトラスに自動的に連結されます。ワークフローは、連結するオブジェクトに応じて変わります。
必要なホイストチェーンの長さが、選択したホイストシンボルに使用できる最大チェーン長さを超える場合は、必要な長さの固定式吊り具ブライダルが自動的に挿入されます。
ブライダルが必要な場合は、ブライダルツールでホイストを吊り下げワイヤーとして挿入できます。この操作にはホイストツールは必要ありません。
ピックアップシンボルのある3Dのホイスト
モード |
説明 |
ホイストシンボル |
リソースセレクタを開き、配置するホイストを選択します。ダブルクリックすると、リソースがアクティブになります。 |
自動番号付け |
ホイストを配置した時にホイストに自動で番号を付けます。 |
番号付け設定 |
ホイストの自動番号付けのデフォルトパラメータを設定します。 |
設定 |
オブジェクトのプロパティダイアログボックスが開き、デフォルトのパラメータを指定できます(一部のデフォルトパラメータは、選択したシンボルに基づいて自動的に設定されます)。 |
オプションで、ホイストにIDラベルと測定ラベルを表示できます。ホイストを配置した後に、データタグツールを使用して詳細なラベルを追加します。データタグおよびラベルを追加するを参照してください。
リギングオブジェクトまたは構造材にホイストを配置する
ツール |
ツールセット |
ホイスト |
リギング/Braceworks |
ホイストは、構造材およびリギングオブジェクトに自動連結できます(リギングオブジェクトのリストは、概念:リギングオブジェクトを参照してください)。
ホイストを構造材またはリギングオブジェクトに配置するには:
ツールをクリックしてから、ツールバーのホイストシンボルをクリックします。リソースセレクタで、リソースをダブルクリックしてアクティブにします。
ホイストの配置時に自動的に番号を付けるには、自動番号付けをクリックしてから番号付け設定をクリックし、自動番号付け設定を設定します。
設定をクリックして、オブジェクトのプロパティダイアログボックスを開き、ツールのデフォルトパラメータを指定します。パラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。
図面をクリックしてホイストを配置します。カーソルを有効な連結点の上に移動するとその点が強調表示されます。
ホイストのプロパティは、オブジェクト情報パレットで編集できます。
ホイストを天井吊り点に配置する
ツール |
ツールセット |
ホイスト |
リギング/Braceworks |
ホイストは天井吊り点の上に配置できます。この場合、ホイストはその点の下のトラスに自動的に連結されます。有効な連結を作成するには、天井吊り点がトラスの中心線の近くにあり、オフセットがトラスの幅の半分を超えないようにする必要があります。
ホイストを天井吊り点に配置し、既存のトラスに連結するには:
ツールをクリックしてから、ツールバーのホイストシンボルをクリックします。リソースセレクタで、リソースをダブルクリックしてアクティブにします。
ホイストの配置時に自動的に番号を付けるには、自動番号付けをクリックしてから番号付け設定をクリックし、自動番号付け設定を設定します。
設定をクリックして、オブジェクトのプロパティダイアログボックスを開き、ツールのデフォルトパラメータを指定します。パラメータは、後からオブジェクト情報パレットで編集できます。
次のいずれかの操作を行います:
カーソルを天井吊り点に重ねます。天井吊り点が強調表示されます。ホイストによってトラスを天井吊り点に連結できる場合は、トラスも強調表示されます。
支持するトラスにカーソルを重ねます。ホイスト挿入点が強調表示されます。カーソルを天井吊り点の近くまで移動します。ホイストによって天井吊り点をトラスに連結できる場合は、天井吊り点も強調表示されます。
ホイストを配置する天井吊り点をクリックします。ホイストがトラスの中心線上に挿入され、天井吊り点に連結されます。
2D/平面
構造計算(Braceworksが必要)を行うと、天井吊り点に連結されたホイストにかかる力が、天井吊り点のラベルに表示されます。
ホイストのプロパティは、オブジェクト情報パレットで編集できます。